3月18日(木)19:00より、家庭医療セミナーが開催されました。先月に引き続き、ZOOMを使用したオンライン形式での開催でした。
事例発表者は、いわき市医療センターからの初期研修医の遠田昌生先生です。
遠田先生は2月22日から3月19日までの4週間、当院で地域医療研修中です。
遠田先生が担当した症例を基に事例発表して、参加者は考えられる病名や治療方針などをグループごとにディスカッションする流れです。ディスカッションの際は、ブレイクアウトルームに分かれて活発な意見交換がされ、検討内容をグループごとに発表しました。
検査の結果、ある疾患が強く疑われる状態ではありましたが、本人、家族の意向を尊重して診療を進めた結果、無事に紹介元の医療機関に戻ることができたという事例でした。病気は必ずしも直さなくてはならないわけではないという方針もあると改めて気付いたそうです。
事例発表後には、遠田先生の指導医である石井敦先生から、一足早く地域医療研修の修了証が贈呈されました。最後に石井先生と葛西先生から、遠田先生に激励の言葉が送られ、今回のセミナーは閉幕となりました。遠田先生、ぜひ次の場所でも頑張ってください!
次回の家庭医療セミナーは、4月22日(木)の開催予定です。
参加を希望される方は、当院地域医療連携課までお問い合わせください。
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