研修医へインタビュー Vol.53 いわき市医療センター 様 木田 礼音医師

今回は、いわき市医療センター様の研修医の木田先生からの感想文をご紹介します。

 いわき市医療センター初期臨床研修医2年目の木田礼音と申します。かしま病院には総合診療研修で2023年10月30日から11月24日までお世話になり、私が普段勤務しているいわき市医療センターとは違った医療体制を見ることができました。
 
 まず一般外来診療では、緊急性のある症状ではないものの、幅広い主訴の患者さんを診察させていただきました。単純に具合の悪い患者さん以外でも、健診の精密検査目的だったり、生活習慣病の定期フォローだったりと、いわき市医療センターではあまり見る事のできない診療を経験できました。
 続いて救急ですが、一刻を争いながら慌てて検査を行う3次救急とは違い、病態から必要な検査を考えながら取捨選択し、落ち着いて対応をすることが多く、また診断がついた後に当該科にお任せする事はあまりせず、担当医が入院管理まで行っており、診断から治療までの流れを学ぶことができました。
 病棟に関しては、何科の疾患かどうかに関わらず、病態がある程度落ち着いていて、長期的な管理やリハビリが必要なあらゆる疾患の患者さんが多数いて、慢性期の管理を学ぶことができました。また、慢性期の管理においては、疾患そのものの治療だけでなく、退院後のプランや、患者さんのご家族への対応を含めたケアまで考えており、包括的なケアについて考えさせられました。
 そのほかにも健診やワクチン接種など、普段経験できない業務もさせていただき、とても勉強になりました。

 1ヶ月と短い間でしたが、かしま病院での研修はとても有意義で、良い経験になりました。今後の診療において、この経験を活かしていこうと思います。
 1ヶ月間本当にありがとうございました。

木田先生は、医学生の時に当院に実習にお越しになっており、研修医となり成長した姿でまたお会いでき嬉しかったです。研修医としての当院での研修が木田先生にとって多くの学びになりましたら幸いです。今後の更なるご活躍を応援しております。

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