研修医へインタビュー Vol.27

今回は、5月から一か月間研修しました、いわき市医療センターの緑川雄亮先生の感想をご紹介します。

 いわき市医療センター初期研修医の緑川雄亮と申します。
 私は2022年の5月9日から6月3日までの4週間、かしま病院の総合診療科で研修させていただきました。
 
 研修期間中は先生方の再診外来に参加させていただいたり、先生方に相談させていただきながら新患外来や健診外来を担当させていただいたりしました。

 これまでも、いわき市医療センターでは救急外来は担当していたことは何度もあり、その際は、目の前にいる患者さんがすぐにでも入院しないといけないのか、緊急性の高い疾患ではないかなどの判断を主に求められ、そのため、原因がわからずとも上記のような状態にはなく帰宅できるような患者さんは他の病院や医療センターの外来に紹介を書くなどの対応をして、その後その患者さんがどのような経過をたどったのかを深く考える機会はそれほどありませんでした。

 今回の研修では、診察した患者さんのその後を、自分でどのようになっているのかフォローしていくことができ、患者さんが元気になっていく姿をたくさんみることができました。なかなか良くならない方も先生方と相談しながら患者さんの生活の状況や家族とのかかわり方を考えながら一緒に向き合うことができたのは、とても貴重な経験になりました。

 私は将来、小児外科になることを希望しているため、総合診療科になる可能性は高くはありませんが、この総合診療の4週間はどの診療科を選んだとしても忘れてはいけない大切なことを多く学ぶことができた時間になったと思っております。そう感じることができたのも、優しく温かく接してくださった先生方をはじめとするスタッフのみなさまのおかげで、短い時間でしたが本当に楽しく学ぶことができました。4週間大変お世話になりました。ありがとうございました。

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