医学部の実習生へインタビュー Vol.1

当ブログでは、当院に初期臨床研修の一環として学びに来る研修医の皆さんに、実習をしてみての感想をお聞きしてきました。

今回は新たに、医学部6年生で当院を実習先に選んで学びに来ている学生さんにお話を伺いました。
実習開始直後には質問形式で、実習終了前には当院での実習全体を通しての感想をお聞きしました。

第一回目は、杏林大学医学部6年生の谷魁也さんです。
当院での実習がスタートしてから、3つの質問にお答えいただきました。

①実習先にかしま病院を選んだ理由を教えてください
 私は総合診療に興味があり、実習先を選ぶ際に総合診療科として学生実習を受け入れてくださっていたのがかしま病院だったからです。総合診療医の先生方がどのように医療をなさっているのか間近で見てみたいと思い、かしま病院を選ばせていただきました。また、生まれてこの方東京以外で生活したことがなく、東京以外の場所の生活を体験してみたいということも理由の一つです。

②当院での実習中に学びたいことは何ですか?
 昨年の大学病院の実習期間では、コロナの影響により直接患者さんとやり取りをしたり、診察をしたりといった実習がほとんど出来ませんでした。そのため、かしま病院では患者さんと直接触れ合える経験を積まさせていただきたいです。

③地域医療に対するイメージを教えてください
 主に慢性疾患をもつご高齢の患者さんをみるイメージがあります。また、患者さん各個人の生活や社会的背景等も把握し、病気だけでなく患者さんを包括的にみる点において、大学病院などの大きな病院よりもきめ細やかな医療を行っているイメージがあります。

 1ヶ月間という短い間ですが、多くの患者さんと接し、たくさん学ばさせていただきたいです!いわき市の観光や食べ物も満喫したいと思っています!1ヶ月間よろしくお願いします。

 「総合診療科で学びたい」「東京以外での生活を体験してみたい」といった希望があり、当院での実習を選択したのですね。いわき市での生活も楽しみながらたくさん学んでいってください!

 

その後実習に取り組み…

1か月間の実習の終了前に、実習期間全体を通しての感想をお聞きしました。

 実習を終えてまず最初に思ったのは、もう1ヶ月も経ったのかということです。コロナの影響で去年の大学病院実習ではほとんど患者さんとお話しする機会がなかったため、今回患者さんに問診する実習を多くできたことはとても良い経験になりました。最初はとても緊張してしまいましたが、何度も問診するうちに主訴や周辺症状から疾患を予想し、聞くべき質問を考えながら問診を行えるようになりました。得られた情報や自分の推測した疾患を先生と話してフィードバックをいただき、自分に足りていない部分を知ることができました。
 他にも訪問診療や園児健診、画像診断読影会など、ここでは書き切れないほど様々な実習をさせていただきました。休日は、友達を呼んでハワイアンズに遊びに行ったり、先生方にいわき市のサッカーチームの試合に連れて行ってもらったりなど、東京にいた時より充実していてとても楽しかったです。
 先生、看護師さんをはじめ病院のどの職員さんも優しく、何不自由なく充実した1ヶ月を過ごすことができました。もう東京に帰るのは名残惜しいですが、ここで学んだことを心に刻んで今後とも学んでいきたいと思います。1ヶ月間本当にありがとうございました。

実習内容はもちろんのこと、いわきでの休日の過ごし方なども充実したものになったようで何よりです。
機会があれば、ぜひまたいわき市に来てください!

ご協力いただきありがとうございました!

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