研修医へインタビュー Vol.23

今回は、2021年12月20日から1か月間研修に来ました、いわき市医療センターの市川恵子先生の感想をご紹介いたします。

いわき市医療センター初期研修医の市川恵子と申します。

2021年12月20日から2022年1月21日の5週間、かしま病院で総合診療研修をさせていただきました。

研修中は一般外来をはじめ、救急外来、健診外来、訪問診療など、様々な場面でたくさんの貴重な経験をさせていただきました。これまでは急性期疾患の診療に携わることが多かったため、生活習慣病を抱えた患者さんや慢性疾患のある患者さんを長くフォローしていく診療はとても新鮮でした。特に、外来や訪問診療での先生方と患者さんの交流はまさに地域に寄り添う、患者さんに寄り添うといった言葉を体現したようで、非常に感銘を受けました。また、急性期疾患の原因となる生活習慣病や、慢性疾患の管理の大切さについても改めて実感いたしました。

高齢化が進む現在、慢性疾患を抱えた患者さんもより増えていくことが予想され、今後は患者さんやそのご家族、背景にまで配慮しながら最善の医療を提供する必要性が高まっていくと思われます。どのような医療を必要としていて、どこまでの治療介入が適切なのか、患者さん一人一人の異なるニーズに応えられる医師を目指し、日々精進していきたいと感じました。今後どのような病院で働くことになったとしても、かしま病院で学んだことを忘れずに励んでいきたいと思います。

最後になりましたが、ご指導してくださった先生方をはじめ、研修中にお世話になったかしま病院のスタッフの皆様に心より御礼申し上げます。

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