研修医へインタビュー Vol.24

今回は、2022年2月28日から1か月間研修に来ました、いわき市医療センターの荒井怜先生の感想をご紹介いたします。

いわき市医療センター初期研修医の荒井怜と申します。

2022年の2月28日から3月18日までの3週間、総合診療科で研修させて頂きました。これまで経験したことのない一般外来、健診外来、訪問診療などで研修を行い、非常に貴重な学びの機会となりました。

特に印象的であったのは、総合診療科の再診外来です。先生方が患者さんの体調だけではなく、家族のお話や最近あった出来事など幅広く問診されていて、それに対して患者さんやそのご家族が、「最近こんなことがあって大変だった」「先生のおかげで調子が良くなってきた、元気になった」などと、担当の先生と笑顔で話されている姿を拝見し、担当の先生と患者さんとの間に構築された信頼関係が、患者さんやそのご家族の心身の健康に大きく寄与しているのだと感じました。

これまで私が経験していた夜間の救急外来では、既に症状がある患者さんの緊急性の有無の判断が主な業務でした。

研修で携わらせて頂いた健診外来では、検査で異常はあるものの自覚症状がない患者さんの病気の芽を拾い上げ、具体的な指導によって患者さん自身が生活習慣を改善するきっかけ作りや手助けを行い、さらにかかりつけ医へ適切に繋げていく、という予防医学の重要性について学ぶことができました。

私は現在、総合診療科に興味を持っており、研修中に実際に働いていらっしゃる先生方から様々なお話を伺うことで、将来自分の進む道についてさらに深く考えることができました。今後はかしま病院で学んだことを生かしながら、患者さんに信頼される医師になるべく日々精進していきたいと思っております。

最後に、ご指導して下さった先生方、スタッフの皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

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