研修医へインタービュー Vol.11

 6月7日から当院総合診療科にて約1か月間研修をした、いわき市医療センター様の初期研修医金谷淳平先生をご紹介します。金谷先生に研修で学んだことについて伺いました。

 

かしま病院総合診療科での研修を終えて

 2021年6月7日から2021年7月2日までの4週間、かしま病院の総合診療科で研修をさせていただきました。今回の研修では、一般外来、検診外来、禁煙外来、訪問診療など、今までの研修では携わることの無かった診療を経験させていただきました。

 なかでも印象的だったのは、一般外来です。一期一会の救急外来と異なり、一般外来では、長期間にわたっての診療が必要になります。先生方の外来を見学すると、長年に渡って築き上げてきた患者さんとの関係を垣間見ることが多々ありました。患者さんの病気だけではなく、社会的背景までも考えて診療している先生方には強く感銘を受けました。患者さん本人に加え、付き添いのご家族の方とも良好な関係を築かれており、患者さんやご家族の方の心の拠り所になっていることを感じました。私自身、医師になることを志した頃は「患者さんに寄り添った医師」を目指していたにもかかわらず、研修医として多忙な日々を過ごしているうちに疾患のことばかり考えて、患者さんを一人の人として見ていなかったかもしれません。来年、私は整形外科医になります。患者さんのQOLに大きく関わる診療科だと思っております。今回の研修で、先生方から学んだことを胸に、「患者さんに寄り添った医師」になれるように日々精進を重ねて参ります。

 また、研修中は、慈恵医科大学の研修医の先生や福島医大の学生さんとの交流や喫茶での美味しいランチなどもあり、仕事以外の面でも充実した研修生活を送ることが出来ました。最後に、貴重な研修の機会を与えてくださり、ご指導していただいた先生方、スタッフの皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。

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