医学部の実習生へインタビュー Vol.2

医学部6年生で当院を実習先に選んで学びに来ている学生さんにお話を伺いました。
実習開始直後には質問形式で、実習終了前には当院での実習全体を通しての感想をお聞きしました。

第二回目は、杏林大学医学部6年生の野田匡俊さんです。
当院での実習がスタートしてから、3つの質問にお答えいただきました。

①実習先にかしま病院を選んだ理由を教えてください
 私の生まれが福島県の郡山市で、将来地元に戻ってきて医師として地域医療に携わることを視野に入れていたため、今の福島県の医療の体制や現状、働き方などを知ることができたらと思い、かしま病院を選ばせていただきました。また、僕は福島の人の温かさやグルメ・地酒が好きなので、外部の病院実習でかしま病院が候補にあったときは胸が躍り、「これは行くしかない!」と思い即決しました。この4週間は思う存分福島を感じたいと思います。

②当院での実習中に学びたいことは何ですか?
 患者様との診察を通して、傾聴・共感することの大切さや、地域医療とはどういうものか、またいわき市にはどのように根付いているのかを学べたらと思います。また、大学の実習では総合診療科を回ることがなかったので、具体的な診療内容や診察方法を知ることができたらと思います。

③地域医療に対するイメージを教えてください
 医師のみならず他の医療従事者が互いに協力・連携しあって、その地域の住民の治療を行うと同時に、健康維持の活動を行うといったイメージがあります。また、ご高齢の方の施設やサービスが充実しているイメージもあります。

将来は、地元である福島県での勤務を考えており、それにマッチしたのが当院だったようですね。
いわき市の地域医療を学んで、将来ぜひ役立ててください!

 

その後実習に取り組み…

1か月間の実習の終了前に、実習期間全体を通しての感想をお聞きしました。

 このコロナ禍で対面での実習が制限され、思うように出来なかった日々を過ごしていましたが、今回のかしま病院での実習は、いわき市に根付いている地域医療のあり方を身をもって学ぶことができました。ある新患の患者さんが「家族みたいなこの空間が好き。また来たい!」と明るく診察室を後にしたのが印象に残っています。本来であれば病院というものは何度も来るべき場所ではありませんが、そう思える患者さんとの良好な関係性の構築が何よりも大切だと感じました。また、「この先生はほんとにいい先生。」と一度だけでなく多く耳にしたことも印象に残っています。慢性期の患者さんと長く付き合っていく地域の総合診療医だからこそ言っていただいた言葉だと思います。
 実習はもちろんのこと、終わった後のプライベートも充実していました。いわき市は海の幸が豊富で刺身や海鮮丼など多くのグルメを堪能しました。また、福島県立医大の学生や研修医との交流もあり楽しく実りのある実習を送ることができました。
 東京で約6年間過ごしてきましたが、都会では感じることのできない地方ならではの良さや、楽しさが多くあると改めて感じました。実習先に迷ったらぜひかしま病院を選択してみてください!4週間本当にありがとうございました。

実習の目標としていた、地域医療について理解を深めることができたのですね。
地方ならではの良さも感じることができたとのことで、楽しんで実習を終えることができたようです。

ご協力いただきありがとうございました!

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