研修医へインタビュー Vol.14

 8月2日~27日までの約1か月間当院の総合診療科へ研修に来ていました、いわき市医療センター様の初期研修医・佐藤正樹先生をご紹介します。佐藤先生に、研修で学んだことについて伺いました。

かしま病院総合診療科での研修を終えて

 私は、2021年8月2日から27日までの4週間、かしま病院総合診療科にて研修をさせて頂きました。今回の研修では、一般外来、健診外来、喫煙外来、訪問診療などこれまでの研修では携わることのなかった診療を経験させていただきました。 

 これらの外来研修などを通して実感したことは生活習慣病や慢性疾患の管理、急性期疾患の慢性期フォローの大切さです。これまでは主に急性期疾患を経験していたため、先生方の外来や訪問診療はとても感銘を受けました。生活習慣病や慢性疾患の管理では長期間の診療が必要とされ、社会的な背景も考慮し患者と寄り添っていくことが求められますが、外来ではそういった雰囲気を感じ取ることができました。特に、急性期疾患を引き起こす前に原因となる生活習慣病の管理や、慢性疾患の急性変化を防ぐことが如何に大切かということを4週間しみじみと感じました。それに加え、在宅医療の必要性は今後高まっていくことが考えられ、今回の研修は私にとって医師としてのキャリアプランを考えていくうえでとても貴重な経験となりました。研修を通して来年以降私は外科での専門医研修を考えておりますが、将来的には病院総合医として働くことも積極的に考えていきたいと思っております。 

 また、研修中には東京慈恵医科大学の研修医の先生や福島県立医科大学の学生とコミュニケーションをとる時間もあり、良い情報交換の機会となりました。 

 最後になりますが、今回このような貴重な研修の機会を設けて下さり、御指導してくださった先生方、スタッフの皆様にこの場を借りて心から感謝申し上げます。 

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