研修医へインタビューVol.2

 
 11月は東京慈恵会医科大学附属病院様からの初期研修医の先生です。
当院にて1か月間の地域医療研修を行いました。初期研修医の菅野博志医師に 研修を振り返っていただき、研修での感想や学んだことなどを伺いました。

・地域医療研修で印象に残ったこと

地域医療研修として、かしま病院で1か月研修させていただき多くのことを学ぶことができました。とくに印象に残っているのは、患者さんの普段の生活などの背景を含めた診察をしていることです。僕が普段研修している大学病院では、地域から紹介された患者さんや、急性期治療が必要な患者さんが多く、ある程度治療が落ち着いたら紹介元へ戻るため、背景などが分かりにくくなります。かしま病院では、急性期治療後にリハビリのため紹介された患者さんや、地域のかかりつけの患者さんなどを診ることができ、退院へ向けて自宅の環境や家族関係など背景を含めて考えることができました。ほかにも、訪問診療やクリニックでの研修もありました。高齢化が進み予防医学やQOLが重要になっていくなかで、訪問診療やかかりつけ医の影響は大きくなっていくと思います。地域医療について実際に経験してみないと分からないことや、大学病院では学べないことをたくさん学ばせていただきました。1か月という短い期間でしたが、ありがとうございました。

・いわき市で過ごした感想

いわき市には観光地がたくさんあり、いろいろと連れて行っていただきました。とくに印象に残っているのは国宝である白水阿弥陀堂です。アミダナイトというイベント期間中であり、浄土庭園の紅葉が美しくライトアップされており、阿弥陀堂の天井はプロジェクションマッピングにより色鮮やかな宝相華が広がっていました。いわき市は住みやすい気候で食事も美味しく、楽しく過ごすことができました。

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