医学部の実習生へインタビュー Vol.3

医学部6年生で当院を実習先に選んで学びに来ている学生さんにお話を伺いました。
実習開始直後には質問形式で、実習終了前には当院での実習全体を通しての感想をお聞きしました。

第三回目は、杏林大学医学部6年生の高橋明香里さんです。
当院での実習がスタートしてから、3つの質問にお答えいただきました。

①実習先にかしま病院を選んだ理由を教えてください
 私は出身がいわき市で、将来はいわき市に戻って医師として働きたいと考えています。研修等は東京でやろうと考えているので、戻ってくるのはまだ先になりますが、今現在の地元の医療の現状を知ることが、今後の自分の進路にも関わってくると思いました。
 また、コロナ禍であまり実家に帰省できていなかったので、この機会に帰省しようと思い、かしま病院を選ばせていただきました。

②当院での実習中に学びたいことは何ですか?
 5年生までの大学でのBSLでは、コロナの流行で患者さんに接することはほとんどなく、思うように実習ができませんでした。患者さんをみる機会があってもすでに診断が決まっている症例ばかりだったので、かしま病院での実習で新患の方の予診や先生方の外来の見学を通して、自分で鑑別疾患をあげていく練習をできるようにしたいと思います。

③地域医療に対するイメージを教えてください
 地域の方たちがかかりつけ医をみつけ、患者さんが医療を身近に感じることができることが地域医療だと思っています。

いわき市出身で、将来はいわきに戻って働くことを考えているのですね。帰省も兼ねて実習に臨むことができるのは、ご家族も喜ばれたのではないでしょうか。

その後実習に取り組み…

1か月間の実習の終了前に、実習期間全体を通しての感想をお聞きしました。

 4年生の11月から病院での実習が開始しました。かしま病院での実習は、これまでの長かった実習の中で私にとって最後の実習先でした。病院実習が始まったばかりの頃は、コロナ禍の影響で患者さんに会うことができなかったり、病院内に立ち入ることも出来なかったりと実習と呼べるようなことはほとんどできませんでした。かしま病院では外来、訪問診療などを通して実践的なことなど今までの実習ではなかった経験をたくさんすることができました。
 いわき市は私の出身地なので、かしま病院で実習した1ヶ月間は実家で過ごしました。コロナで中々帰省できていなかったので、マッチングや卒業試験、医師国家試験などで忙しくなる前に実家でゆっくりと過ごすいい機会となりました。
 かしま病院の先生方、看護師さんをはじめ、どの職員さんもとても優しく接してくださるので緊張せずに実習に臨むことができました。何年後になるかはまだ分かりませんが、いつか、いわき市に帰ってこようと思います。
 1ヶ月間本当にありがとうございました。

 今までよりも実践的な実習ができたのとのことで、いわき市での医療を体験していただけたようです。将来は、同じいわき市の医療を支えていくことができれば嬉しいですね。実習お疲れさまでした!

愛犬のカイ君とのツーショット写真を頂きましたので掲載させていただきます。
ご協力いただきありがとうございました!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

求人採用のエントリーはこちら

募集要項/エントリー