6月1日から7月30日までの約2か月間当院総合診療科で研修をした、東京慈恵会医科大学附属病院様の初期研修医長久大介先生をご紹介します。長久先生に研修で学んだことについて伺いました。

　

かしま病院総合診療科での研修を終えて

　私は2021年6月7月と2か月間、かしま病院の総合診療科で地域研修をさせていただきました。普段は大学病院で勤務をしているため、一般外来や検診外来、禁煙外来、訪問診療などとても貴重な研修をすることができました。

　最初は指導医の先生方の外来を見学させていただいたのですが、患者様との信頼関係にとても感銘を受けました。互い素晴らしいリスペクトを持っており、もちろん知識や技術も大切ではありますが、私も患者様に信頼していただける外来主治医になろうと一生懸命精進いたしました。2か月間研修をしていたため幸いにもたくさんの患者様と長期的に関わり信頼していただくことができました。長久先生に最後まで診て欲しいですといったありがたいお言葉をいただくこともあれば、予約外に長久先生に診て欲しいですと言った相談を受けることもありました。しかしこれは決して私の力ではなく、たくさんのことを丁寧にご教示してくださる指導医の先生方、看護師さんやクラークさんが手厚くサポートしていただける外来環境、かしま病院という素晴らしい施設などこれ以上ない現場で研修させていただいたおかげです。この研修期間は間違いなく私の医師としてのターニングポイントとなりました。かしま病院で経験させていただいた感性を大切にしてこれから先も精進していきたいと思います。

　繰り返しにはなりますが、かしま病院は指導医の先生をはじめとして医療従事者や事務の方々がとても優しく協力的であり、研修に集中できる環境が整っています。私も研修開始前はやっていけるのかという不安が大きかったですが、皆様のおかげで2か月間とても楽しく過ごすことができました。これから先かしま病院で研修される研修医の先生方や学生さんは是非かしまでの研修を楽しみにしていわき市にいらしてください。

最期にはなりますがこんな私をかしまスタッフの一員として温かく迎えていただきありがとうございました。かしま病院に関わるすべての方へ心から感謝申し上げます。